時代に翻弄される京劇役者の壮絶な人生を描く「さらばわが愛/覇王別姫」

時代に翻弄される京劇役者の壮絶な人生を描く「さらばわが愛/覇王別姫」

<主演>

張 國榮 Zhāng Guóróng

張 豊毅 zhāng fēng yì

鞏 俐 Gǒng Lì

 

中国激動の1920年から~80年代までの間の京劇役者の人生を描いた作品。

古い作品ですが、当時としては珍しく同性愛もテーマの一つになっています。

幼少期から、京劇役者になる為に辛く苦しい修行に耐えてきた少年2人、小楼(小豆子)と蝶衣(石頭)は大人になり実力ともに作品京劇「覇王別姫」が話題になりトップスターになる。だが、激動の時代に移るにつれ「日中戦争」や「文化大革命」といった時事問題や、当時のパトロンの男色問題、袁世凱等の時代の権力者との付き合いの難しさ等が、だんだんと2人の人生を荒らして行く。といった作品です。

正直、書ききれないほど色んな要素が詰まった作品です・・・

作品全体が少し重い雰囲気なので見ごたえというか重みはしっかりあります。

映画の中に出てくる「覇王別姫」とは、とても有名な演目で四面楚歌で有名な項羽と虞美人を描いた作品です。映画の中で有名な京劇演目「牡丹亭」も出てきます。

この映画が有名になった一つの理由が、10年後の2003年に主演の張 國榮は香港で自殺をしてしまったことです。

張 國榮自身もとても繊細な性格の持ち主で、その感性があったからこそ、この映画で女形を演じられたとも言われております。

作品の中でも非常に繊細な役柄を演じてるので彼の演技の繊細さがよく見て取れます。

映画が作られた1993年後、主演の3人はそれぞれ売れていきます。

張 國榮は歌手、役者、映画監督

張 豊毅はレッドクリフの曹操役で日本でも有名になりました。

鞏 俐はこの頃から既に、チャンイーモー監督の秘蔵っ子として中国映画界を総なめにしていました。

映画を最後までご覧になられた方はわかると思いますが、映画の最後の様に主演の3人も再び共演することは無くになりました。

映画を楽しむというよりかは芸術作品としての要素が大きいように思えます。

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