北京ダックには食べ方?があるらしい@北京ダック専門店「局氣」
昨日実に丸3年ぶりに中国に仕事ではなく観光としてしっかりがっつり行ってきました。
本当に久しぶりの北京、定番コースからちょっとレアな場所までしっかりじっくり観光しました。
以前、当校で先生をしていた生粋の北京っ子高原君の案内の元色々回り、高原君が「健さん!本当の北京ダック食べた事ありますか?」と言われたので「本当がどれかによる(笑)難波の中〇茶〇8は違うの?」というか彼曰く「全然違います!ぜっんぜっんぜーんぜん違います!!でもあれはあれで美味しいです!」というのでそこまで言うなら食ってみようなじゃないか(笑)
北京ダックという事になり、来ました!!北京の名店「局氣」
どうやら北京ダック専門レストランの様で、日本にはないですがアメリカやオーストラリアにも出店している人気店との事。
店内はこんな感じでいい雰囲気♪
この日は祝日だったので琴なんかも弾いちゃったりして(‘ω’)
なんかフリーザ様に似てる像もあったり(‘ω’)
高原君いわく、北京ダックには「正当な流れ」なるものがあるらしく
- 皮を取る(巻くほうの皮)
- 一番ダックの皮目の長細い部分をタレにつけてタレを伸ばすように皮に塗る
- 北京ダックには「皮目」「油身」「ほぼ肉」の3部位がある様で、最初は全てを入れる。
- 白ネギ、キュウリ、ニンニク、高菜っぽいの、辛い謎の赤いの&サンザシを好みで入れる
- 半分食べる、でその後、お好みで作成キットにあるザラメ砂糖を少し付けてもう半分を食べる。
↓北京ダック作成キット
ここまでがスタンダード流れらしいです。
ただ、最初は油身やニンニク、ザラメ等をフルに入れて楽しむ様ですが、だんだん脂っこく感じて来るので、皮目やほぼ肉のみで巻いてザラメ無のサンザシのみで食べるとあっさり食べれるとの事。
高原君いわく「あの巻いた状態で北京ダックです、って出てくる食べ物マジ意味わからんww」だそうです。
確かに、作成キット中のどれを入れるか味も食感もだいぶ変わるので、一回の北京ダックディナーでは全てを楽しむ事ができず、何度も研究して食べたくなります。
個人的には、長い中国生活の中この「サンザシ」という食べ物の存在意味が全くイミフだった私も、初めてサンザシと仲良くなれた気がします。
私が苦手なサンザシ一例(これホントに無理・・・)
後、このザラメには本当に納得しました。
味が全く変わります。非常に面白い!
元々ダック自体が少し甘辛な味付けですが、より甘みが増して甘党な方は食べやすくなると思います。
意外にも北京ダックは高カロリーな料理らしく「肥満な人はザラメをたっぷり付けて食べる」が北京人あるあるらしいです。
北京ダックは「巻いて→食べて→話して→茶飲んで→また巻いて」を行う「食事をゆっくり楽しむ文化も一緒に食べる」という何とも乙で哲学的なシステムらしく素敵だなと思いました。
↓食事と共に飲む暖かいとてもあま~い梨茶(北京では定番のお茶らしい)これホント美味しい(‘ω’)
ダック以外にも料理は色々あります
↓湯葉と三つ葉の和え物(中国料理では味がほぼ0レベルにあっさりしてて非常に好みの味でしたマジで)
↓なんかさんざん説明聞いたけど、結局何の魚か分からなかった日本には生息してない白身魚の唐揚げとか
↓皆さんなじみの宫保鸡丁とか
確かに北京ダックは確かに普段の外食よりワンランク上のやや高級料理ですが
「店の雰囲気+サービス+友人とゆっくり食事をする楽しみ」を考えると妥当な金額な気がしました。
↓焼かれる前のダック達
是非、北京に行った時には違う店でまたしっかり味わってみたいです。
その他北京のあれこれはまた報告します。
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